2022.12.02

~自動車の軽量化・電装化に必要な樹脂へのメッキを実現する環境負荷の低い循環型硫酸電解生成システムの開発~

「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)は、中小企業等による精密加工、表面処理、立体造形等のものづくり基盤技術及びサービスの高度化を図ることを目的として、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、

研究開発や試作品開発、その成果の販路開拓に係る取り組みを支援するために行うものです。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2022/221006saitaku.html
導電性ダイヤモンド
【研究開発計画名】
自動車の軽量化・電装化に必要な樹脂へのめっきを実現する環境負荷の低い循環型硫酸電解質・質生成システムの開発
【研究の概要】
自動車の軽量化・電装化に必要な樹脂へのメッキは、従来の環境負荷の高いクロム酸・フッ酸などによる前処理が検討されてきましたが、導電性により得られる硫酸電解質を用いて実現本事業では新規に環境負荷の低い循環型電解硫酸生成システムを開発します。

【導電性合成ダイヤモンドについて】
ダイヤモンドは高い硬度や屈折率、熱伝導性、化学的安定性などすぐれた性質を有します。ダイヤモンドにボロンをドープすることで導電性を明らかにすることが可能です。電位窓が広く、通常電気分解しにくい物質の酸化や還元反応が優先できるため、従来の方法では不可能であった物質の分解や合成を実現します。
導電性合成ダイヤモンドは電極として応用することで、ダイヤモンドが持つ化学的安定性を活かし、以下の表のような電気化学的特性で従来の電極では得ることができなかった電気分解・電解合成を可能にしますにします主な用途にするとして、成分分解による各種溶液・廃液の水処理、オゾン水や硫酸電解の生成による代替技術などグリーンテクノロジーの実現。 高感度な電気化学センサーとして医療への応用、有機電解合成による創薬など、これまでできなかったことを可能にする次世代技術です。


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