2025.08.19
電解硫酸によるCFRPのリサイクル─YouTubeに動画を投稿しました。
動画_電解硫酸によるCFRPのリサイクル
電解硫酸によるCFRPのリサイクル
上記動画を公開いたしました。
電解硫酸は硫酸を電気分解することで生成される強力な酸化剤を含む溶液で、金属や樹脂を分解することができます。CFRPリサイクルにおいてもこの強力な酸化剤の反応を利用し、樹脂のみを溶解し、繊維状を維持した炭素繊維の分離ができることを実証しました。
CFRPはさまざまな領域でさらなる利用拡大が見込まれている一方で、最適なリサイクル技術が課題となっています。今後は自動車部品など用途毎のCFRPテストを拡充し、ダイヤモンド電極の利用によるCFRPリサイクル技術の確立を目指します。
CFRPリサイクルについて
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は軽量で強度が高く、航空機や自動車などの製造に広く使用されており、今後も軽量化、低燃費化を実現する素材として需要拡大が予想されています。
一方で、製品の寿命を終えた多くが廃材として埋め立て処分されている状況が課題となっています。これは、CFRP製造の多くに熱硬化性という性質の樹脂が使用されており、一度固まると溶かすことができず、リサイクルが難しい材料であるためです。
CFRPはその用途から複雑な形状のものが多く、製造段階でも大量の廃材が出るためサーキュラーエコノミー(循環型社会)の観点からも、炭素繊維のリサイクルの取り組みが加速しています。
既にいくつかのリサイクル技術が開発され、PCなど身近な製品の部品として生まれ変わらせるケースも出てきていますが、性能はバージンに比べ劣化してしまうため、水平リサイクルでのCFRPリサイクル技術は確立されていない状況です。
DIAMでは、各種抵抗や用途に応じたダイヤモンドの成膜を行っております。
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